教科書(食品学各論、食品学Ⅱ、食べ物と健康)

やまのいも:

粘りの成分は糖たんぱく質のムチンである.
喜多野宣子/上村昭子/久木久美子著『食べ物と健康Ⅱ(第2版)』(化学同人、2016年)


また,やまのいもの粘質物はムチン(ミューシン)といい,グロブリン様たんぱく質にマンナンが結合したものである.
中山 勉/和泉秀彦編『食品学Ⅱ(改訂第3版)』(南江堂、2017年)


粘質物はムチンで、グロブリン様たんぱく質にマンナンが結合したものである。
一般社団法人全国栄養士養成施設協会/公益社団法人日本栄養士会監修『食べ物と健康Ⅰ(第3版)』(第一出版、2016年)


粘質物はマンナンと糖タンパク質から構成されるが,種類によって若干構造が異なる。
谷口亜樹子編著『食品学各論・食品加工学』(光生館、2017年)


炭水化物にはでん粉のほかに,独特の粘質物であるムチンが含まれている.
中島 肇/佐藤 薫編『食品学Ⅱ』(化学同人、2017年)


ヤマノイモの粘質物として糖タンパク質(ムチン)とマンナンがあるが,特徴的粘性は,主に糖タンパク質によるものである.
高橋幸資編『新編 標準食品学各論』(医歯薬出版、2018年)

粘質物はマンナンと糖タンパク質から構成されるが,種類により構造が少し異なる。
高野克己編著『新訂 食品学各論』(樹村房、2008年)


粘性物質は,マンナンにタンパク質やリンなどが結合した糖タンパク質である.
久保田紀久枝/森光康次郎編『食品学』(東京化学同人、2016年)


やまのいも類の粘質物はアセチル化したマンナンが主体の多糖で,マンノースの他にアラビノース,グルコース,ガラクトースが含まれる。
菅原龍幸監修『新版 食品学Ⅱ』(建帛社、2016年)


やまのいもの粘質物はグロブリン様たんぱく質とマンナンが結合した糖たんぱく質のムチンである。
小関正道編著『改訂 マスター食品学Ⅱ』(建帛社、2016年)


特有の粘質物はグロブリン様タンパク質に少量のマンナンが結合したものである.
小西洋太郎/辻 英明/渡邊浩幸/細谷圭助編『食品学各論(第3版)』(講談社、2016年)


粘質物は、マンナンとグロブリンたんぱく質、リンが結合した糖たんぱく質である。
川上美智子/西川陽子編著『食品の科学各論』(理工図書、2016年)


この粘性は,グロブリン様のたんぱく質にマンナン(マンノースの多糖)が結合した糖たんぱく質のムチンである。
吉田 勉監修、佐藤隆一郎/加藤久典編『食べ物と健康』(学文社、2012年)


ムチンは,糖が多量に結合したたんぱく質である.魚が分泌するぬめりや,納豆,オクラ,モロヘイヤなどに含まれる.
津田謹輔/伏木 亨/本田佳子監修、土居幸雄編『食品学各論』(中山書店、2018年)


ヤマノイモの主成分は炭水化物のデンプンで,特有の粘りはグロブリン様タンパク質に少量のマンナンが結合した糖タンパク質(ムチン)である.
甲斐 達男/石川 洋哉編『最新 食品学-総論・各論-(第4版)』(講談社、2016年)


*

さといも:

サトイモ特有のぬめりは,ガラクタンによるもので,ガラクタンは糖たんぱく質の一種である.
喜多野宣子/上村昭子/久木久美子著『食べ物と健康Ⅱ(第2版)』(化学同人、2016年)


ホモゲンチジン酸によるえぐ味やガラクタンによる特有の粘質の食感がある。
一般社団法人全国栄養士養成施設協会/公益社団法人日本栄養士会監修『食べ物と健康Ⅰ(第3版)』(第一出版、2016年)


エグ味成分はホモゲンチジン酸やシュウ酸塩などで,粘性は少量のガラクタンによる。
谷口亜樹子編著『食品学各論・食品加工学』(光生館、2017年)


さといも類の独特の粘りはガラクタンによるものである.
中島 肇/佐藤 薫編『食品学Ⅱ』(化学同人、2017年)


特有の粘質物はアラビノガラクタンで,含有量は粘りの強い品種ほど多い.
高橋幸資編『新編 標準食品学各論』(医歯薬出版、2018年)


えぐ味成分はホモゲンチジン酸やシュウ酸などで,粘性は少量のガラクタンによる。
高野克己編著『新訂 食品学各論』(樹村房、2008年)


サトイモの粘性は多糖類のガラクタン,えぐ味成分はホモゲンチジン酸,生のサトイモのぬめりに触るとかゆくなるのはシュウ酸カルシウムよる刺激である.
久保田紀久枝/森光康次郎編『食品学』(東京化学同人、2016年)


独特のぬめりは,ガラクタンなどの多糖類にたんぱく質が結合した多糖とたんぱく質の複合体である。
菅原龍幸監修『新版 食品学Ⅱ』(建帛社、2016年)


さといも特有の粘質はガラクタンを主体としたもので,ペントサン,デキストリン等も関与する。
小関正道編著『改訂 マスター食品学Ⅱ』(建帛社、2016年)


独特のぬめりはガラクタンなどの多糖成分によるものである.
小西洋太郎/辻 英明/渡邊浩幸/細谷圭助編『食品学各論(第3版)』(講談社、2016年)


さといもの水分は84.1%、炭水化物は13.1%で、そのうち70%はでんぷんで占められ、その他粘性物質であるガラクタンやペントザン、水溶性食物繊維であるペクチンなどからなっている。
川上美智子/西川陽子編著『食品の科学各論』(理工図書、2016年)


サトイモの特徴であるぬめりは,主にガラクトースの重合体であるガラクタンによる。
吉田 勉監修、佐藤隆一郎/加藤久典編『食べ物と健康』(学文社、2012年)


特有の粘性物質は,ガラクタンなどの多糖類である
津田謹輔/伏木 亨/本田佳子監修、土居幸雄編『食品学各論』(中山書店、2018年)


特有の粘りは多糖類のガラクタンによる.
甲斐 達男/石川 洋哉編『最新 食品学-総論・各論-(第4版)』(講談社、2016年)


*

© 2019 学術秘書(Academic Secretary, Inc.